M&A

2024/05/02

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M&Aとは…

事業を売買したり、会社丸ごと売買したりする企業間の売買の事を指す。

日本の中小企業の多くが後継者不足と言われ、後を継ぐ者が居ない為に廃業を迎えるという事が往々にしてある。

それならばと会社丸ごと売却し、会社の存続に繋げると言う事が実際に行われています。

買う側も買った時点から事業も出来ていて、利益も出ている状態からスタートできるので、0→1を作る必要が無く、資金的余裕のある大手なら戦略的に買収したり、自分の事業と組み合わせる事により、飛躍的に売り上げUPを見込めたりと考えるのが、優秀な経営者の考えでしょう。

そんな中創業5年目の弊社に、大手M&A仲介業者の営業マンから、『弊社を買いたいと言う企業がいるのでお話を聞いてみませんか？』

と言う話がきたのが先月の話。

41歳の私が代表取締役を務める株式会社BICFACEは、私が倒れない限り後、20～30年は会社の継続は可能かと思われる。

手前味噌になりますが、これから後期高齢者が増える状況が続く20年間は、売上も右肩上がりで上がっていくであろう成長過程にある優良企業だと思います。

私が考えている弊社の未来予想図はこちらですね→見ている景色

5年後には訪問マッサージ業としては誰もが知っている北九州市でNO.1の訪問マッサージ業になっていて、創業10年を迎え生存率10%以下の常識に打ち勝つ上位企業になっていて、50歳迄は第一線で横展開しながらシェアを拡げている事でしょう。

50歳から60歳を迎える間に後継者を育てる事が次の目標とし、60～70歳迄は会長職に上がり、新社長のサポート役として経営を支えるのが私の仕事だと思っています。

が、売ってくれと言うのなら話は別です。

資本金300万円から始まった会社ですが、例えば年間の利益が1000万円出ているとしましょう…

あなたなら幾らで売りますか？

少なくても3年間続ければ3000万円、10年間で１億円と考えた時に10年後51歳で1億円を手にするのか？今直ぐ1億円を手にするのか…

しかも日本国は累進課税と言われまして、稼げば稼ぐ程税金が掛かってきて、所得が増えれば所得税と市民税で55%も持っていかれるのをあなたはご存知か？

それに対して会社を売却した場合に掛かる税は約20％ぐらいなんです。

つまり、1億円で会社を売ったら8000万円が手元に残るのです。

私はまだ若いですし、それを元手に新しい事業を始めるのも良し。

株式投資に充て、FIREして配当金で生活しながら自分のボクシングジム作って遊ぶのも良し。

これがキャピタルゲインと言われる錬金術で億り人への最短ルートなんです。

具体的な数字は出てはいませんが、と言う話がきたので私も心が揺れましたが…

まだまだ創業5年目の志半ばで自分の事だけ考えて勝手に会社を売る訳にはいかないとこのお話をお断りさせて頂きました。

お金の為に会社を経営している訳ではありませんが、やりたい事するにはお金がいるのもまた事実。

先日元プロボクサーで現在経営者として頑張っている戦友達と集まり意見交換しましたが、皆見ている景色が違って面白かったです。

自分が成り上がる為に走り続けた20代。

何者でもなかった自分がまた違う道で0→1を作った30代。

そこまでは自分の事だけしか考えていませんでしたが、40代は1→100を私と働きたいと思ってくれる従業員達と突っ走りたいと思います。

自分の事だけ考えるのなんて、恥ずかしいて！

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株式会社BICFAC　田原淳二