穴の空いたバケツ
皆様は、穴の空いたバケツに最速で水を一杯に貯めようと思った場合にどのように取り掛かるでしょうか?
私がまず取り掛かる事は、バケツの穴を塞ぐ事からだと思います。
そう聞かれれば当然そう答える方が殆どではないでしょうか。
活字で見れば簡単な回答も、いざ当事者になった瞬間正解の行動を行っているでしょうか?
これは会社の財布を握っている私と、自分の財布を握っている私の視点から発信させてもらいます。
会社が倒産する時はどんな時でしょう?
赤字になった時?
従業員が全員退職した時?
答えは簡単で、会社は赤字になったからすぐに終わるのではなく、最終的には会社の財布から支払いができなくなった時に事業を続けられなくなります。
その前に借り入れをしてその場を凌いで、会社に潤沢に現金が残っていたとしましょう。
私達世代は、借金=悪と教え込まれた為、そのように捉えがちですが、本当に悪なのは借金をする事よりも会社の財布の中身が0になった時点でゲームオーバーとなる事です。
つまり、会社はいかにバケツの穴を塞ぎ、その穴から漏れるより早く、そして多くバケツに水を貯められるかの勝負な訳です。
穴って何?
って思うかも知れませんが、そんな貴方に問いたい…
貴方の財布には支出以上に収入が上回り、現金で溢れているでしょうか?
昨今の物価高も相まって『お金がない!!』と愚痴をこぼしている人を見かけた事があります。
余計なサブスクを契約していないですか?
自分へのご褒美と過剰に浪費をしていませんか?
バケツの穴を塞ぐ=支出を抑える事だと思っております。
別に我慢をしろ!とか節約をしろ!!
との話しではなく、自分の収入以内に支出を抑える事ができれば、自然と財布にお金が溜まっていく構図は出来上がるかと考えます。
そうやってバケツの穴を塞いだ状態で次に水の出力=収入を上げるにはどうすればよいのでしょうか?
私は独立前は店舗型の治療院に勤務し、朝から晩迄患者様の施術を行っていました。
その勤務先の店舗は患者様を担当制にしており、1日何人の担当患者様を施術したのかが明確に出る為、1年目は1日10人程度。
2年目は20人、3年目は30人と、自分の施術の技術向上と共に担当する患者様も増え、それによる会社に齎す売り上げ、利益により給与は決まるかと思います。
業種業態はそれぞれ違ったとしても多くの会社はこんな風に給与額が決まっていくかと思います。
恐らく皆自分の目先の収入=給与を多く取りたいため、30だった患者様数をどうやったら40,50になれるのだろう?
もっと技術を磨きたい!
もっと患者様を担当したい!!
と、考える人は間違えではありませんし、施術者としてはとても優秀で関心する事だと考えます。
もし貴方が社長だった時に考えてほしいのですが、本人の努力の結果今迄1日30人程度だった患者様数を50人に引き上げたとします。
この場合分かり易いように、1施術を1000円としましょう。
つまり今迄より1日20人×1000円=20.000円の収入が上がる訳です。
それを25日続けたとしたら、会社のバケツには500.000円の水が余計に追加される訳です。
そのバケツから零れ落ちた水を本人のインセンティブとして給与に手当を付けるのが私の給与の支給の仕方です。
それが一般的な給与の上げ方かと考えます。
が、勤務当時私がした事は、自分の蛇口の出力を30→50に上げる努力では無く、自分と同じように30の出力を出せる蛇口を増やした事です。
私より後に入った施術者を私が育てたとは言いませんが、自分の担当する患者様を後輩に任せたり、一緒に勉強したり、患者様からのクレーム対応しながら一緒に成長していった結果、私の蛇口の出力は30から大きく増えた訳ではないですが、30の出力を出せる蛇口が4つに増え、治療院としての出力は120になり、私はまたその治療院での施術と言うバケツとは別に訪問マッサージでの施術と言う2つ目のバケツを作り、そこにも水が注がれる状態を作った事により、1番最初に勤務した際に支給された初任給より、3年勤務した後基本給が10万円昇給したのが、私なりの最速で水の貯め方だと感じます。
皆頑張っているのは分かっている。
ただ、頑張り方を間違えていれば長く続かないので、弊社ではもっと出力を高めたい方にはその出力の高め方を指導し、実践させております。
勿論皆が皆そうではないので、従業員それぞれが望む形で勤務してもらい、自分の人生豊かに送ってもらえる事こそ、私の1番の喜びでもあります。
私にとって可処分所得と同時に大切なのは、可処分時間です。
誰にとっても時間は有限で、1日が24時間なのもお金持ちでも無くても平等に決まっている事実な訳で、いかにその時間を自分の好きな事で過ごすのかで人生の幸福度は決まるように感じます。
平日の朝7時台、8時台に出勤している方とすれ違いますが、殆どの方の顔は曇っているように感じます。
通勤時間が30分の方は、1日往復で1時間通勤に使っており、その間どんよりした顔で過ごしていますが、私は自宅が職場なのでその1時間朝からウオーキングしております。
従業員が優秀なので、社長はあまり現場に出てくるなと言われている為、最近は運動不足なので運動不足解消の為、将来の健康貯金の為にこの時間を設けてます。
昔のように走れませんし、雨の中歩きに行く事はしませんが、朝から身体を動かし汗をかき、歩きながら耳からは情報を入れて学びの時間に使ったり、音楽掛けてテンションぶち上げながら思考を巡らせたりと大変有意義な時間を過ごしております。
曇った顔で過ごす1時間と健康や学びを得ながら爽快な顔で過ごす1時間、貴方ならどちらを選びますか?
弊社では、従業員に社用車を1人1台渡しておりまして、会社に出勤してから車を乗り換える無駄な時間も省いております。
直行直帰にするだけで従業員の可処分時間は増えると思いますし、ガソリン代や保険料等も全て会社負担の為、実質可処分所得も2~3万円は浮いているかと思って取り入れていますが、この意味理解出来ているでしょうか?
例えば給与を額面30万円もらうとします。社保や税金を引かれて手取りは23万円前後かと思います。
※一般的な社保の例ですが、会社側は貴方が支払っている社保も含め額面以上に余計に支払っている為、皆手取りが23万円だともっともっとと言うでしょうが、会社側が支払っているコストも考えてほしいかと考えます。
話しを戻し、実際の手取り23万円から皆車を所有するかと思います。
100万円の車。300万円の車。
それは人それぞれですが、車を所有するとまとまったお金が掛かります。
ローンを組んで購入しようものなら金利も掛かります。
保険代や税金、車検代など車を維持するランニングコストもその23万円の中から支払う訳です。
私は、こうした一つ一つの積み重ねも、社員への還元だと考えています。
弊社は残業も全く無いですし、土日完全休みの週休2日制で年間休日も115日あります。
長時間労働や待遇面に課題を感じる方も少なくないこの業界で何故弊社がそんな待遇を用意できるかは…
実際に自分が体験し、黒を白にしようと本気で取り組んでいるからで、有資格者がこの業界から去っていかないように、魅力ある会社を作りたいと本気で考え実践しているからだと自信を持って言えます‼
ここで最初の穴の空いたバケツの話に戻ります。
穴を塞ぐこと。
蛇口の出力を上げること。
蛇口を増やすこと。
そして、そこから生まれた水をどう使うのか。
私にとって会社経営とは、水を一杯にすることではなく、その水によって関わる人の人生を豊かにすることなのかもしれません。
株式会社BICFACEは文字通り大きな顔をしていますが、器も大きいかと思います。
まだまだ水が一杯に溜まるには至りませんので、人生の幸福度を上げたい方、そしてそれを患者様に還元できる方のご応募をお待ちしております。
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鍼灸訪問マッサージ心蓮 田原淳二
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