親父の背中
先日4月3日の休日は、以前このブログでもお伝えしていた濱村悠太郎選手のボクシングの試合の応援に行ってきました。
↑息子の様に可愛がっていた子のプロデビュー戦に、義理のお父さんをお誘いして、私が何度も立った会場へ…
義父さんとは、一緒にお酒を飲みながらTVに映る井上尚弥選手の試合を見ては、ボクシング談議に花を咲かせたりする間柄ですが、こんな機会でも無いと生でボクシングの試合を見る事も無いだろうし、男2人で出掛けるのは初めてで、こんな機会を与えてくれた濱村悠太郎選手に感謝です。
妻は私がプロとしてボクシングをしていた時代を知らない。
当然義父さんも私がリングに上がっている姿を見た事は無い!
もう今から何年前になるだろうか?
当時妻と付き合いだして数ヶ月した頃、初めて実家にお邪魔した際、お酌をしてくれた義父さんのお酒を一気に口に入れ、むせてしまいそのまま義父さんに顔射してしまった黒歴史。
そう!グレートムタの毒霧のように。
コロナ禍なら飛沫どころの騒ぎじゃない大失態すら受け入れてくれる優しい父。
コロナの第一波と呼ばれる時期…訪問先も激減し、先の見えない不安の中、
『腰が悪くなったんで、出張で治療に来て!』
と、声を掛けてくれる父。
身近な人の怪我や痛みを治す為にこの道を選んだ私が、身内からお金を貰う訳にもいかないと言う返答とは裏腹に、しっかり当たり前の料金を支払って、一患者様になってくれる父。
私は強くは無いが、人気だけはあるボクサーで、当時はチヤホヤされる事もあったし、それに寄って来る人間、離れていく人間を嫌と言うほど見てきた過去。
出会った頃は、整骨院で修行をする何者でも無い私を実の息子の様に可愛がってくれ、経営者になった今でも全く変わら無い態度で接してくれる父。
義父さんに言わせればいつまで経っても私は、『淳坊』と呼ばれる小僧です。
私が息子の様に可愛がっていた選手の試合を楽しみにしてくれていて、義理の息子と試合会場に足を運び何を思ったのだろうか?
お目当ての濱村選手は1R1分43秒のTKO勝ちで、見事な試合内容でした。
セミファイナルの6R間のインターバル中、ビキニ姿のラウンドガールが私達が座るコーナーに来た際、一生懸命手を振りラウンドガールの笑顔を貰おうとする義父と私。
濱村選手の試合のインターバル中はどうやってラウンドガールの気を引こうかと2人で作戦を立てていたのも笑い話です。
夕方家に帰り、私に付き合い自分自身は全く知らない子の勝利を見て祝杯を挙げる義父さん。
男同士のデートを通して、こんな父に私もなりたいと強く思った良い休日。
今度はこの子が北九州でタイトルマッチをする際に、また義父さんと応援したいと思いますので、ジム関係者でも利害関係も無い私の立場で、私らしくこれからも濱村悠太郎選手を応援して行こうと思います!
株式会社BICFACE 田原淳二
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