感謝の気持ち

2023/12/30

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昨日で2023年の仕事納めとなりました。

関係各所にご挨拶に伺い、月末集金した分の締め作業を終え、今年も一年無事に終える事が出来ました。

弊社では、無駄な朝礼や日報作成などリモートで出来る所はリモートで行い直行直帰にしているので、普段皆で顔を会わす機会があまりありませんが、一年に一回だけは皆で顔を会わせて昼間からお酒を飲む機会を設けています。

そこで一年の反省と新たな一年の目標を立て、従業員に賞与を渡す時が経営者になって一番嬉しい瞬間です。

昔から数字に強かった私は、かつて従業員時代に社長に向かって『ボーナスを１００万円くれ』と、言った事があります。

自分の給料、部下の給料、社会保険料、その他経費を差し引ても会社に取って今年度数百万円の純利益をもたらしているので、１００万円ぐらいは当然やろ！！

と、強気な姿勢で交渉したのですが、想いは届かずその時もらった賞与は十数万円だった気がします。

あの時１００万円もらっていたら、もしかしたら私は今でも一従業員として働いていたかもしれません。

私達の事業は健康保険を使った訪問マッサージ業なので、国が定めた金額がそのまま療養費＝つまり収入になるので、従業員全員に数字を認識させている。

あなた達の今月の売上はこれだけで、給料や社会保険料その他経費にこれだけ掛かっている。

つまり会社にもたらす純利益はこれぐらいだと。

では、月に２０万円の利益をもたらしてくれる者がいれば、年に２４０万円の利益になる。

勿論集客や管理等にこちらの負担も掛かっているものの、この純利益を賞与として分配するのが私のやり方です。

他の事業所から入社した従業員は言ってくれます。

『土日休みで時間もキッチリしていて、これだけ給与と賞与がしっかりした会社は無い！！』と。

『社長みたいな人は初めて』

と、言われる機会も増えてきました。

自分が従業員だとした時に自分みたいな社長やったらついていくな～。と言う社長になろうと常に心がけてます。

皆でそれぞれの目標に向かって頑張って、目標を達成した時の喜びは、何物にも代え難い大きな喜びと変わってくれます。

今年も一年色んな事があったにも関わらず、ずっと側で支えてくれた妻を始め、古参のスタッフに私と働きたいと入社してくれた若手スタッフ達のお陰で、こんなに清々しく年末を迎えれるのは開業以来初めてだと思います。

開業と同時にコロナと戦ってきた３年間。

人が辞め、もがき苦しんだ今年１年。

経営者の悩みは売上と人だと相場が決まっていますが、それらを乗り越え今やっと会社として強くなってきた気がします。

来年の目標は、まずもう一人二人施術者を雇用育成し、自走できるチームを増やす事。

そして、日本での仕事は従業員達に任せて私はドバイに行こうと言う目標が出来ました。

私の師匠であり、CHIRENGRROUP代表がドバイで法人を立ち上げ、中東発の整骨院をドバイで開院したからです。

従業員のマネージメントや営業活動、トラブル対応等が私の主な仕事となり、施術をする機会が極端に減ってきましたが・・・

外国人相手にどこまで自分の治療技術が通用するのか？

持って生まれた鉄のハートとコミュニケーション能力がどこまで勝負できるのか？？

まだまだ４０歳の小僧なので、実際その環境に身を置き勝負する未来を想像するとワクワクが止まりません。

感謝の気持ちを忘れず、2024年は更に人間としても成長していき、会社としても成長していこうと思います。

私と一緒に働いてくれた従業員、担当させていただいた患者様、及びご家族様、同意書のご協力を頂いた医師の皆様、多くのご紹介を頂きましたケアマネージャー様、及び施設関係者の皆様。

本年も大変お世話になりました。

皆様にとって良いお年をお過ごし下さい。

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鍼灸訪問マッサージ心蓮　田原淳二